インストール

Node.js をインストール済みの状態で、アプリケーションを保持するディレクトリを作成し、それが作業ディレクトリになります。

$ mkdir myapp
$ cd myapp

npm init コマンドを使用して、アプリケーションの package.json ファイルを作成します。 package.json の仕組みについての詳細は、npm の package.json 処理の仕様 を参照してください。

$ npm init

このコマンドでは、アプリケーションの名前やバージョンなど、いくつかの項目の入力を求められます。 この時点では、ほとんどの項目で RETURN キーを押してデフォルトをそのまま使用できます。ただし、次の項目には注意してください

entry point: (index.js)

app.js を入力するか、メインファイルの名前として使用する名前を入力します。 index.js にする場合は、提案されたデフォルトのファイル名を受け付けるために RETURN キーを押します。

myapp ディレクトリに Express をインストールして、依存関係リストに保存します。たとえば

$ npm install express

Express を一時的にインストールし、依存関係リストに追加しない場合

$ npm install express --no-save

デフォルトでは npm バージョン 5.0+ では、npm install は package.json ファイルの dependencies リストにモジュールを追加します。以前のバージョンの npm では、--save オプションを明示的に指定する必要があります。その後にアプリケーションディレクトリで npm install を実行すると、依存関係リストにあるモジュールが自動的にインストールされます。

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